心の壁

アルジャーノンに花束を

人と人が一緒にいられる条件というのは、ものすごく限られているのかもしれない、ということを想う一冊。
条件というのは、物理的条件というのももちろんあるけれど、ここでは精神的な面で均衡がとれていなければならないという意味です。
(広い意味では精神活動も人の生理的・物理的現象だけれど、それはさておき)

小説の内容に即していうなら、ここに息の合った恋人同士がいたとする。そして、もしどちらか一方が急に10歳、年齢を重ねてしまったとしたらどうなるのだろうか。
お互いに好きという気持ちが変わらなかったとしても、それぞれの想うところが変わってしまい、もはや一緒にいる必然性が失われてしまうのだろうか?

たぶんそうなのだろうと思う。

人においては、ものごとの認識のずれ(だけではないと思うけれど)が、いわゆる心の壁になっているのだろうから。
だからこそ、思うところはきちんと説明したいと思うし、逆に、あまり要らぬことで頭をいっぱいにしたくないとも思う。

それにしても、信じる(believe)ということになるとさらにやっかいだ。
「信じる」とは明確な根拠がないにもかかわらず何かを認めるということで、すなわち、説明することが出来ないのだから。

実はこの本を読んで、1年前のことを痛烈に思い出しました。Yくんのことです。blogに書くべきことなのか迷いがあります。ただ、思い出すうちに、少なくとも個人的には整理しておくべきことだと思い至りました。というわけで、

(つづく・・・けどここには書かないかもしれない)


ブログランキング

カテゴリ:



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://bac.pose.jp/mt/mt-tb.cgi/88

コメント(5)

「アルジャーノンに花束を」は、夫の従姉妹が演劇をやっていて、10年ほど前の演目でしたので見に行きました。
 1年前のことって、わんちゃんを預かった件ね。
本当に大変でしたが、良く頑張りましたよね!
 その後連絡はあるのですか?
 

なんだかよくわからないなあ・・ と読んでいました。
「blogに書くべきなのか迷いがあります」
には、「迷うなら書くなよ」と突っ込み、
「つづく・・・けどここには書かないかもしれない」
に至っては、「ふざけんじゃない!」と叫んで呆れました。

でも、でも・・
複雑な思いを言葉にして整理する時って、
外側にある何かに語りかけるという作業が必要ですね。
『あしながおじさん』みたいに。
日記だと内側だけでぐるぐるしてしまうから。
そうか!だから今、みんながblogに走るんだねえ。きっと。

ところで、コータ君はどこか旅行中?
BACさんの内側の世界?
BACさんに吸収されちゃったら寂しいな。

MIKOさん
へぇ、演劇ですか!それもみてみたいですね。
いろいろと感じるところの多い作品でした。

うったさん
そうですね、中身のわからないつぶやきで失礼しました。

BACがなぜ(ブログを通じて)表現するのか。
たぶん、なにがしかの共感や同意を求めているからだと思います。
あるいは、同意は得られなくとも、問いを投げかけてみたいというのもあります。

ところで、なぜ迷うかというと、自分のことを書くだけならともかく、他の人が関わる話だとマナーの問題(場合によっては法的な)があるからというのがひとつ。
特に、内容的には本人に言えばそれで済むといえば済むことだから。そして、実際にある程度言ったけれど、問題の解決にはなっていなくて、だからこそ、書きたいということです。友達の枠内で書けるものなら。

もうひとつは、BACの憤りを含むわけで、上手に消化してからでないと読み手は毒気に当てられるから。既にうったさんを不愉快にさせてしまったようですが・・・。

うったが気持ち悪いと感じたのは、
「他の人が関わる話だとマナーの問題」と自覚しながら、
すでにイニシャルで示し、
「本人に言えば済むことだから」と思いながら、
ブログ上で仄めかす、その中途半端さでした。
でも、イニシャルは出しちゃったけれど、
あくまで『心の整理』ならば、
それはまた貴重だなあと思い直してコメントしました。

でも、でも、そういうことではないんだ!
どうしても伝えたい憤りがあるんなら、
うったの場合、腹をくくって、言うか書くかするけどなあ。
『喧嘩うった』がりの『うった』でしょうか?
何事にもリスクはつきもの、
毒と薬も、また、紙一重だと思います。

コメントする

2011年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

Latest comments

Archives

  • 過去blog;偶然を廃棄せよ!
  • コータのblog;Kota's tomato salad

Counter

  • 購読する このブログを購読