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ダウン・ツ・ヘヴン

「ダウン・ツ・ヘヴン」森博嗣/著
ダウン・ツ・ヘヴン

しょうさんオススメの一冊ということで、先日手にとりました。
クリアな文体がとても心地よく、一気に読みました。

シリーズのほかの作品は読んでいないのですが、主人公の特質を端的に次のように表わしてみました。
  • 同調とはつまらない馴れ合いに過ぎない
  • そんなものからは自由でありたい
  • 実際、戦闘機で空を飛んでいるときは自由だ
  • 愛情もまた同調の一種だ
  • 受け入れず、拒まず
  • 人の中に尊厳を認め、自分は自分であり続ける
  • 生きるとはそういうことだ
確かに、サン=テグジュペリやリチャード・バックといった飛行機乗りの作品には、似たような雰囲気がありますね。
そして私が思うに、登山家にも似たようなものがあると思います。
あるいはトップアスリートたち。

普段の生活の中で必ずしもそのようなありかたを望んでいるわけではないにしても、直面するものに対しては「情」をそぎ落として臨んでいる、という点が共通しているのではないか、と私は考えます。

新田次郎さんの有名な山岳小説に「孤高の人」という作品がありますが、まさにそのような言葉で表現するに相応しい印象を与えます。

『愛とは存在を慈しむことであって、愛と愛情とは意味として等しくはない。でも・・・愛は時として愛情を必要とするのではないか・・・』

そのような感情を呼び起こすところが、主人公の魅力と言えなくはないでしょうか?

コメント (2)

しょう:

早速、読んで下さったんですね
私は、本でも映画でも舞台でも、対したときに感覚に頼るところがあるようで、感じることでいっぱいいっぱいなんですよね・・・
BACさんの感想はいつも、私がなぜそう感じたのか気付かせてくれます
ありがとうございます^^

ところで、BACさんはどうしてシリーズの中から「ダウン・ツ・ヘブン」を選んだのかな?
謎だ・・・(笑
コータくん、知ってる?

コータ:

しょうさん
BACは感受性と表現力はもうひとつ鈍いというか・・・すぐ何故?と考えて、抽象化したがるんですよね。感じるより、考える。
「ダウン・ツ・ヘヴン」を読んだのは、図書館にあった2冊のうちで表紙とタイトルが気に入ったからだって。
他は貸し出し中だったみたい。

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