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音読

ちょっとしたことがきっかけで、私は時々本の音読をしている。

実は以前住んでいたアパートで、夜それをやっていたら、隣人と
喧嘩になった。2度も警察を呼ばれた。安アパートは壁が薄くて困る。
でも、やめる気はないので、仕方なく今のマンションに引っ越してきた。
今のマンションは、隣の部屋は猫しか住んでいないから、気兼ねを
しなくて済む。極楽極楽。

どんな本を音読するか。これまでは、童話とか、ゲーテの小説、
ランボーの詩、などなど。現代小説もすこしやったけれど、あまり
よくない。聖書はわりと面白かったけれど、一人で愛をささやくのは
空しいのでやめた。シェークスピアなんかは情感込めて演じたら楽し
そうだけれど、まだ手をつけていない。
なかでも一番しっくり来たのが東洋思想もの。自分はたびたび聖書の
言葉を引用しているけれど、どちらかといえば諸行無常の東洋思想が
心に沁みる。

今日少し音読したのは、「バガヴァッド・ギーター」という叙事詩。
ちょっとだけ引用しようか。

実にアルジュナよ、賢明な人が努力しても、かき乱す諸々の感官が、彼の意を力ずくで奪う。
すべての感官を制御して、専心し、私に専念して座すべきである。感官を制御した人の智慧は確立するから。
人が感官の対象を思う時、それらに対する執着が彼に生ずる。執着から欲望が生じ、欲望から怒りが生ずる。
怒りから迷妄が生じ、迷妄から記憶の混乱が生ずる。記憶の混乱から知性の喪失が生じ、知性の喪失から人は破滅する。
愛憎を離れた、自己の支配下にある感官により対象に向かいつつ、自己を制した人は平安に達する。 平安において、彼のすべての苦は滅する。心が静まった人の知性は速やかに確立するから。
専心しない人には知性はなく、専心しない人には瞑想はない。瞑想しない人には寂静はない。寂静でない者に、どうして幸福があろうか。
実に、動きまわる感官に従う意は、人の智慧を奪う。風が水上の舟を奪うように。
それ故、勇士よ、すべて感官をその対象から収めた時、その人の智慧は確立する。
万物の夜において、自己を制する聖者は目覚める。万物が目覚める時、それは見つつある聖者の夜である。
海に水が流れ込む時、海は満たされつつも不動の状態を保つ。同様に、あらゆる欲望が彼の中に入るが、彼は寂静に達する。欲望を求める者はそれに達しない。
すべての欲望を捨て、願望なく、「私のもの」という思いなく、我執なく行動すれば、その人は寂静に達する。

・・・これはちょっと念仏くさかったですかね・・・。決して怪しい宗教では
ありませんよ・・・。南無阿弥陀仏。