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茶の湯の心

茶の湯の心は、禅ともてなし。

昨日のお稽古に行ったところ、先生から来月の予定を告げられた。
生徒の一人のヒロコさんが、自前で懐石をつくってふるまってくれる
ことになったという。

ヒロコさんは70歳くらいの気高い淑女。若い頃に交通事故で旦那さんを
亡くされていて、子どももいない。お守りの中に男前の旦那さんの写真を
入れて持ち歩いているのを見せてもらったことがある。
口癖は、「いつお迎えが来てもいいようにしていたいわ」だ。
だけど、私から見てもまだまだ若くて健康そうだし、それは当分先のことの
ように思われる。
今回懐石料理の会食を企画しようと思ったのも、お迎えが来る前に、
茶道教室のみんなをゆっくりともてなしたいからだそうだ。

この日、先生の茶室に飾られていた掛け軸には、こうしたためられていた。

「平常心之道」

日々人と接するときに、常にもてなしの心をもってするのはなかなか難しい。

「いつお迎えが来てもいいように」

旦那さんを事故で突然亡くされたがゆえに深くそう悟られたのかなぁと思うと、
なんだかちょっぴりしんみりとしてしまった。