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宙ぶらりん

金曜日に前の会社S社のミーティングがあって、現状の報告をうけた。
当初6月中には業務再開の予定だったのが7月にずれこみそう
だという。でも、本当に再開するのかどうか、極めてあやしい。
社長は無職の状態を多少は案じてくれているようなのだが・・・。

S社が某製薬会社と契約しようとしている仕事は、癌の診断キットの
開発。何故この仕事をやることになったかというと、法律の改正に
伴って2009年から前立腺癌に抗癌剤を投与する場合、事前に診断
キットを用いた検査が義務付けられることになって、某製薬会社は
それを開発することを厚生労働省の役人に約束をしてしまった。
ところが実際にはキット化できそうな技術自体にめどがたっていない。
そこで、S社の社長はIアッセイを用いた診断ができるのではないかと
提案している。というのもS社はIアッセイを96穴プレートで大量に処理
する技術をもっているからだ。たしかにその技術を用いれば、診断に
使えそうな遺伝子を見つけてくることはできるかもしれない。しかし
ながら、キット化するためにはIアッセイのデータをきちんと数値化
できるということが一番重要だ。そしてS社はそのノウハウをもっている
わけではない。というより、Iアッセイ自体、データにぶれが出やすいので
実用レベルで数値化するのが非常に難しいのが現実だ。でも社長の
頭の中では、どのような根拠があるのか知らないけれど「やればできる」
ということになっている。そう言うのであれば、それを支持するプロジェクト
リーダーを連れてきてもらいたいものだが、そのつもりはなく、これまでの
メンバーでなんとかやろうとしているようだ。それは私から見たらはっきり
いって無謀以外の何者でもない。「上司は思いつきでものをいう」というが、
まさにそのとおり。はてさて・・・。

後日、会社の同僚と飲んで話したら、おもしろそうだしもう少しやってみる
つもりだという。気心しれた私と一緒に仕事ができればいいといってくれた
のは嬉しかったけれど、なんとも言えないとお茶を濁してしまった。

派遣会社を通じての就職活動では、E社の関連会社で製造部門での
正社員の職を紹介されて、ちょっと興味を持っている。ここから通える
のがうれしいところ。

さて、どうしたものか。もうすこし社長と話した方がよいかもしれない。
決断の刻は迫る・・・。