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朗読

わたしの趣味の一つは、朗読です。
「マルテの手記」 リルケ/著、を全編朗読、読了しました。

この本は、マルテを主人公にしたもの小説なんですが、詩に近いです。
吟じる感覚で詠唱しました。
最後の一文を引用。

「彼がどのような人間であるか、人々はちっとも知らなかった。すでに彼を愛することは、途方もなくむずかしい行為になっていたのである。ただ神だけが僕を愛することができるのだと、彼はそんなことをほのかに思った。しかし、神はまだなかなか彼を愛そうとはしないらしかった。」

これだけ読むと、救いのない物語のように聞こえるかもしれません。
実際、そのように評する人もいるようです。
でも決してそんなことはなく、このような視点で神を観ることができるということは
十分神に愛されている、救いへの道が開けている、そのように思います。
「白夜行」も同様の噂を聞きますが、意識の転換点はここにあります。

全編一読アレ。